第1243回例会2001年(平成13年)8月30目(木)  午後6時30分〜 

    3クラブ合同例会 ガバナー公式訪問 於 海南市保険福祉センター
      
1.開会点鐘        海南東RC 谷口誠也会長
2.ロータリーソング    「奉仕の理想」
3.お客様のご紹介      地区ガバナー    前田孝道 様
              地区ガバナー補佐 平尾寧章 様
              地区副代表幹事  青木 敏 様
              長期交換留学生  マッカラム ロス 君
                       (アメリカ・テキサス州出身)
  

4.出席報告        会員総数71名 出席者数 58名
                出席率 84.06% 前回修正出席率 82.62%

5.会長スピーチ      海南東RC 谷口誠也会長

 本日は、前田孝道地区ガバナー、平尾寧章地区
ガバナー補佐、青木 敏地区副代表幹事の皆様を
お迎えしたガバナー公式訪問・3クラブ合同例会
に沢山の方々が出席していただき、ありがとうご
ざいました。
 例会に先立ち、各会長・幹事におけるガバナー
懇談会があり、ロータリーの将来について話し合
いました。ガバナーの指導をいただき、より良い
活動を進めていかなければなりません。私たちの任期中にしなければならないこと
も沢山残っています。皆さんのご協力をお願いします。
 前田ガバナーのご健康とご活躍をお祈り申し上げ、歓迎のご挨拶といたします。

6.幹事報告
 ○メーキャップ
  8月17日 和歌山中RC  中村 雅行君
  8月23日 海南西RC   中村 雅行君
  8月23日 和歌山城南RC 田村 健治君

 ○例会臨時変更のお知らせ
  有田南RC  9月11日(火) →  9月13日(木)PM6:30〜 「橘家」
                  (ガバナー公式訪問)
  有田2000RC 9月12日(水) →  9月13日(木)PM6:30〜 「橘家」
                  (ガバナー公式訪問)
  粉河RC   9月12日(水) →  9月12日(木)PM7:00〜 
                  「野半の里酒蔵ホール」
                  (観月例会)
  和歌山南RC 9月21日(金) →  9月21日(金)PM6:30〜 
                  「和歌山ターミナルホテル」


7.2640地区前田孝道ガバナーの紹介 海南RC 森 泰晧会長

8.ガバナー挨拶、講演       
第2640地区 前田孝道ガバナー

 国際ロータリー第2640地区2001〜2002年度ガバナーの
前田です。21世紀に入り、新千年期の初頭を飾る今期、
皆様とロータリー活動を共にし、こうして初めて3クラ
ブ合同による公式訪問をさせていただきますことを大変
光栄に思います。
 さて、今日の5時より約1時間、海南ロータリークラ
ブ、海南西ロータリークラブ、海南東ロータリークラブ
の会長・幹事様と懇談をさせていただきました。
あらかじめ各クラブの活動状況資料も頂いており、ある
程度は承知しておりましたが、改めて会長・幹事懇談会でクラブの皆様のご活動
や状況を把握させていただいたような次第です。
 私は昨年2月、突然クラブ会長・幹事、その他の理事数人の訪問を受け、ガバ
ナーノミニー就任への要請を受けました。もとよりその任に非ずとて再三お断り
しましたが、クラブの満場一致の賛同で決まった事で、是非受けてほしいと強く
要請され、やむなくお受けすることになりました。以来、種々の研修の後、本年
2月、米国のアナハイムでの世界164ケ国、530人の配偶者・本部役員、ス
タッフ併せて1,400人、1週間にわたる「地獄の研修」の異名のある国際協
議会を経て、この7月1日より1年間、ガバナーとしてその責任を全うすること
となりました。
 さて、今日、私たちを取り巻く内外の諸情勢はすこぶる厳しいものがあります。
先に小泉総理も「これからは2、3年厳しい時代が続くと思うが、国民の皆さん
には耐えていただかなければならない」と不況の到来を告げておられます。厳し
い時代に相応した態勢を持って臨まねばなりません。
 昔、戦国時代、中国地方(山陰)に尼子勢という部族がありました。尼子勢の
ある武将(確か山中鹿之助)は「憂きことの 尚この上に積もれかし 限りある
身の 力ためさん」の歌を詠み、困難な時代の幾多の難関を乗り越えていったと
の故実が残されています。私たちもこの歌の心を心に秘め、あらゆる困難を越え
て参りたいと思います。また、昔から言われている言葉に「ピンチはチャンス」
というのがあります。場合によっては、ピンチをチャンスとととらえ、打ってで
るのもあり得ることではあります。いずれにしても我々ロータリアンは社会の指
導者として毅然として、今後も節度ある対応をしてまいりたいと思います。
 私は今日、ガバナーとしてRI会長のリチャードD・キングさんの示されたRI
テーマについて語り、本年度のRIの方針についてお話せねばなりません。本年
度のRIテーマは「人類が私たちの仕事」です。これは今から150年前ほど昔
イギリスのチャールズ・ディケンズという作家が書いた人気物語「クリスマス・
キャロル」(1343刊)からの引用で、血も涙もないケチで薄情な事業家エベ
ネザー・スクルージのところへ昔の仲間シェコブ・マーレイが7年後に幽霊にな
って出てきて、自分は生きているとき非情なことばかりしたが、もっと人々のた
めに喜ばれること、役に立つことをすべきで「人類が私たちの仕事」だったんだ!
と嘆きます。そしてその後出来てきた精霊からスクルージは夢うつつの間に過去
・現在・未来の自分の姿を見せられるのです。スクルージの死後、誰もその葬儀
に来てくれる者は無く、召使たちはさんざんスクルージの悪口を言いながら身ぐ
るみはがして何もかも持っていってしまうという寂しい光景です。スクルージは
驚きやがて目覚め、結果、別人のように好人物になり召使たちや皆からも好かれ
るようになるというものです。
 私たちが「人類の福祉に役立つこと」をしようと思えば、多くの会員に入会を
うながし、優れた人材の養成に努めねばなりません。また、多くの人を救うため
には豊な財政を必要とします。RI会長リチャードD・キングさんは会員減少の危
機的時期にある国際ロータリーを立ち直らせ、ロータリー百周年の2005年ま
でに世界のロータリアンを118万人から150万人にするために会員増強を呼
びかけています。これは決して強制ではありません。私たちロータリアンは、こ
の呼びかけに応じ、最善の努力をしたいと思います。キングさんはこの他にもい
ろいろ述べられています。例えば全世界の歴史においてこれまで紛争の種になっ
てきた、政治・利害・宗教への反省から、非政府・非営利・非宗教の組織になる
ことが最も重要であるとか「ロータリーの全世界での追求」等々です。そしてク
ラブを挙げてRI会長賞に挑戦していただきたいと思います。内外ともに厳しい
状況ではありますが、共に頑張りましょう。当クラブの発展と更なる皆様のご活
躍をお祈り申し上げます。

9.次回例会ご案内
 平成13年9月3日(月) 12:30〜 和歌山リサーチ・ラボ

10.閉会点鐘

〜〜〜ニコニコ・米山・BOX〜〜〜

 ニコニコ会員全員から戴きました